アクセス制御のこと ・・・ ダメな範囲を決めてから、よい範囲を決める


telnetを有効にした際のデフォルトの設定は、アクセス全開。
これは、アクセス制御の順が下記のようになっているため。

/etc/hosts.deny  拒否
      ↓
/etc/hosts.allow 許可

デフォルトでは、拒否リストがないため、だれも拒否されていない。
つまり、アクセス全開。なので、アクセス制御しようと思う場合はまず
全てのサービスに対して全ユーザを拒否し、192.162.54.*(のように)許可。

具体的には↓のようになる。

/etc/hosts.deny ファイルの内容... まずは全サービスに対して全ユーザ拒否

ALL:ALL


/etc/hosts.allow ファイルの内容... telnetで192.162.54.*(なかんじ)からのアクセスのみ許可

in.telnetd : 192.162.54.*

ついでに、これらは即時反映。xinetdを再起動する必要なし。