[感想] 月夜の道化師


文学座の公演「月夜の道化師」を見てきた。

ど〜かな〜。
話のスジが私の好みとはアンマッチだった。
主人公のおばあさんが、当時恋人だった人の兄に手篭めにされてそのまま兄のほうとすんなり結婚したというのがちょっと受け入れられない。そして、当時恋人だった人は、そのままずっと同じ家に残りつづけ、最後の最後で痴呆がはじまってしまうっていうのも救われない感じがして、後味が悪かった。


満月を背にした桜というセットはとても美しかったし、それに、茶の間・縁側・庭というセットも、ドリフのコントを思わせて、なごんだのだが。


いままで見た劇で、もう一度見てみたいのは、こまつ座の「兄・おとうと」と同じくこまつ座の「頭痛・肩こり 樋口一葉」だな。