串焼きダイニング 「てん」 と映画 「ウィッカーマン」
気取らないイタリアンレストランの「シャレ」のあとに
串焼きダイニングがオープンしてたからいってみた。
結論:「これからどうぞよろしうおねがいします」
酒の種類が多いでしょ、カウンターのライトが明るいから一人でいって読書できるでしょ、
それに夜1時まで開いてるでしょ、家から近いでしょ。
この日はハツとネギマと枝豆と焼酎をたのみました。どれもおいしかった。
焼酎は「百年の孤独」にしたけど、そういえば「百年の孤独」ってガルシアマルケスの小説タイトルと同じだなってこの日はじめて気づいた。両方知ってたけど、ドメインが違いすぎて
同じってこと、思いつきもしなかった。
ただ、ひとつ注意しないといけないのは、場所柄、説教オヤジの
出現率が異常に高いということ。これはシャレの時もそうだったなー。
20代・30代のリーマンと50代のオヤジがサシでのんでるって
風景はザラ。しかもだいたいこのパターンでは、しゃべってるのは
オヤジだけ。リーマンはシュンとしてきいてる。
こういうとこのオヤジは酒に酔い、自分に酔い、だから始末が悪いです。
でも私きいちゃった。
こないだ「てん」でやっぱり説教おやじに捕らえられてるリーマン、
神妙に聞いてるフリしながら、屁、したよね。私すぐ後ろにいたから
聞こえたんですけど。
カウンターが明るかったから本読んでた。チャンドラーの『プレイバック』
(チャンドラー、前に付き合ってた人が好きだったなぁ。シミジミ)。
- 作者: レイモンド・チャンドラー,清水俊二
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で、テレビも設置されてて、ハマッてしまいました。やってた映画に。
さっさと帰ろうと思ってたのに結局最後までみてしまった。
タイトルは『ウィッカーマン』。
http://britannia.cool.ne.jp/cinema/title/title-u2.html
http://www.allcinema.net/dvd/wm/ ← DVDがでるらしい「伝説のカルト・ホラー」だって。
手に汗にぎりながら主人公を応援するも、最後に主人公は焼き殺されてしまいました。
この終わり方にはちょっとびっくり。
宗教という価値観の共有で形成される共同体をめぐってのストーリー。
素朴な多神教信仰・イギリスの島の美しい風景が背景になっているだけに、
凄惨なエンディングが目をひく。にこにこと楽しそうに祭りの歌を歌う
村人たちの前で、主人公が焼き殺されます。祭りのクライマックスのいけにえとして。