さおだけ屋はつぶれてるんだってば!!ってお父さんが...
父(経済人)に教えてあげた。
「ねー、最近、若い会計士が書いた『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学(ISBN:4334032915)』って本、すごい売れてるんだって」
で、父の答え「はぁ?つぶれてるよ、どんどん」
2005/11/05 追記
http://d.hatena.ne.jp/sakuneko/20051103 でトラックバックしてもらった(ありがとう!)のでさらに余談。
父によると、もともと「さおだけ屋」という商売が成り立っていたのは、
洗濯物干しが「さおだけ」だった時代だから。長い竹なんだもの、「さおだけ」は持ち運びに不便ですよね。だから小売店のほうから各家庭まで売りにきていたというわけ。
しかし今は伸縮可能なさおだけ代替品があります。それこそほしくなれば簡単にホームセンタで買って帰れるような。だから、わざわざトラックでまわって「さおだけ」を売りにきてもらう必要は実際はありません。それで今の時代、「さおだけ屋」という商売は成り立たないわけです。
こんな状況の「さおだけ屋」がいかに商売を維持しているか、というのがこの『さおだけ屋』本の勘どころなのかな??
ただ、父と話しているとこれも「タイトル勝ち」の本かなって思いました。
まぁ、それでもそれだけ売れてるなら、さおだけ以外で読むに値することは書いてあるんだろうというのが父の言。