松山の「坊ちゃん」産業


今日の『生活ほっとモーニングhttp://www.nhk.or.jp/hot/ がおもしろすぎた。


タイトルは、
「にっぽん体感こだわり旅 〜江川達也さんと行く 松山・文学散歩」
で、内容は、漱石の『坊っちゃん (岩波文庫)』にでてきた場所を中心に文学散歩をしようというもの。


朝から江川達也はちょっと暑苦しいなーって思いながらも、
『坊ちゃん』は好きなので見てしまったところ、おもしろかった。
何がって、ことあるごとに爆走しようとする江川を上手にコントロールするアナウンサーが。


話が明治以来の管理教育体制に及ぶと江川が熱く語りだし、すると男アナウンサーが「ちょっと『日曜討論』っぽくなってきたので話をもとにもどして」と言ってすかさず江川の口を封じるとか、江川が真剣に議論しようとしているときに、女アナウンサーが「そういえば「坊ちゃん」は団子が好きだったんですよね」といってさりげなく話の腰を折るとか。


『坊ちゃん』の中には、坊ちゃんが道後温泉のなかで泳いだかどで注意されるというシーンがあるのですが、そのエピソードから、今朝テレビでみた道後温泉の風呂場の壁には「坊ちゃん泳ぐべからず」という貼り紙がしてありました。


「水泳禁止」というその貼り紙を背景に泳ぎまくる江川。平泳ぎ、クロール・・・
「ほんとはダメなんですよ」というアナウンサーに対しては、「あー、僕、水泳部だったんですよ」ってあっけらかんと返答。


番組最後には、江川 VS 地元高校生俳句部部員の俳句対決があり、そこで江川は負ける。が、負け惜しみともとれるようなことをいろいろいろいろ言ってて、ちょっとお茶目大人気ない。


それにしても、松山には『坊ちゃん』が屋号・商品名に多用されているそうな・・・。

  • 書房坊ちゃん はまだ分かるとして、


↓はどうなんだろうか。


非常に脱力感があってよろしい。