現代美術館へ


ようやく現代美術館に行ってきた。


「タレルの部屋」が一番よかった。これはどんなのかというと、
15メートル四方(くらい)の部屋のずいぶん高いところに天井があって、
そしてその天井は10メートル四方(くらいか)が切り取られて
そのままそらになっている部屋。吹き抜けで、ほんとに屋根がない部屋、というべきか。
音が反響する構造なので、今日みたいに雪がとけだすと雪解けのしずくが石畳の床にあたる音が反響する。壁にそってつくられた石畳のベンチに座ってぼーっとしたまましずくの音の反響をきく。それがよかった。


実は現代美術館って苦手で、なんでかっていうと疲れるから。
過剰に意味を担わされたものがそれぞれに主張して、その気にあてられてしまう。


で、疲れたので、タレルの部屋のような静かなとこで一休み。
意味過剰な空間のなかの「何もない場所」って、すごく貴重。
そのあとピノでおやつにハヤシオムライスを食べる。